・・・ 「立ち上がれ、アルゼンチンが動き出す」 ・・・



1st. stage news argentina rivals
メキシコ戦 ドイツ戦   応援ビューイング
6/24 Leipzig
6/30 Berlin
   


アルゼンチン代表 全5試合のデータ
勝/分/敗
得 点
失 点
平 均
合 計(平 均)
合 計(平 均)
シュート
(枠内)
被シュート
(枠内)
CK
FK
11(2.20)
(0.60)
10.60
(5.20)
9.60
(3.20)
5.60
0.60
前半
後半
延長
前半
後半
延長
6
4
1
1
1
0
3/2/0
※ PKは引き
分け扱い
平 均
PK
オフサイド
ファウル
ボール
ポセッション
アクチュアル
プレイングタイム
対戦相手のアクチュアル
プレイングタイム
0.00
4.80
20.20
2.40
0.20
52.60 %
31.80 min.
28.60 min.




アルゼンチン代表の敗因を検証
ペケルマン監督の采配について
72分、J=R=リケルメ[MF]を下げ、E=カンビアッソ[MF]に代えた
 後半早々のロベルト=アジャラ[DF]のゴールで、この時点では1−0でアルゼンチンがリードしていた。
 ペケルマン監督は試合後この交替の理由について「リケルメはドイツ戦の前半はあまり好くなかったが、それでもチームのプラスになっていた。但し、後半、カウンターを仕掛ける絶好のチャンスが2度あったのに、疲れ切って間違った判断を下した。だから、中盤を固めた方が良いと考えてカンビアッソに替えたんだ」と交替理由にリケルメの疲労を挙げた。1点のリードで守りに入ったという認識は見られない。
 この大会のリケルメはグループ リーグ第2戦セルビア モンテネグロ戦を除けばやや不満の残るパフォーマンスで、このドイツ戦では明らかに調子が上がっていなかったことから、アルゼンチン メディアはこの交替にはそう批判を向けていない。つまり、ドイツがその前の62分、右サイドに 100 mを10秒台で走るD=オドンコール[MF]を入れたため、それまで左の中盤に位置して時々 飛び出しを図っていたキャプテンのファン=パブロ=ソリン[MF]が守備に下がった(4−3−3)。尚更、ペケルマン監督は中盤の強化に迫られてエステバン=カンビアッソに替えたという認識だ。
 だが、後半途中でリケルメを下げてシステム変え、相手に守勢に転じたと採られて一気に攻め込まれ、失点やピンチを招いたことをこのドイツの本番まで何度 繰り返して来たか。ペケルマン監督の頭には「こちらが相手のキーマンに神経を払うように、相手もこちらの天才が脅威なのだ」、「自軍の戦力増強を図るのと同じく、相手の戦力減退に努める」という相対認識がないのか。リケルメを下げた時「カルロス=テヴェス[FW]とエルナン=クレスポ[FW]と、私が第3のFWと考えるマキシ=ロドリゲス[MF]がいれば、リードは広げられると思っていた」という。
 だが、本当のところは、この1分前にロベルト=アボンダンシェリ[GK]が相手のミハエル=クローゼ[FW]の膝を横腹に受けて離脱したことで当初の計算が狂い(自身そう認める)、動揺していつもの臆病な選択にかられたのではないか。矢継ぎ早に選手を交替して、ほとんど守りの布陣に。

79分、H=クレスポ[FW]に代えてJ=クルス[FW]を入れた
 この交替は、ある話では、クレスポがどこか筋肉の異常を訴えたためという。するとペケルマン監督はこの最後のカードに、今大会絶好調のハヴィエル=サヴィオラ[FW]やリオネル=メッシ[FW]ではなく、判で押したようにクレスポと同じタイプのフリオ=クルス[FW]を使った。この機をチャンスに変えずに長身のCFというコピーを選んだ。クルスにした理由についてペケルマン監督は「彼は直ちに試合に入り込めるし、シュートが上手く、空中戦もいける。ハイボールはそれまでうちがいいように処理していたんだ。もっとも、向こうが 194 cmのティム=ボロウスキ[MF]を入れて来てからは難しくなってしまったが」と半ば守備も意識した人選だった。
 だが、クルスはクレスポと違って一人では役に立たず、ボールを出してくれるリケルメはすでにピッチにいないのだ。テスト マッチで何度も繰り返したようにリケルメという攻めの柱を失ったアルゼンチンはさらにディフェンシヴになり、この交替の1分後に失点、1−1。カードは使い切っている。
 つまり、ピッチ上の駒の問題。勢いに乗っているメッシやサヴィオラをベンチに置いたまま、ペケルマン下ではサッパリ結果を出していないテヴェスとクルスがこの後 延長戦を視野に入れて挽回も狙っていくベストの戦力と言えたか・・・。同時に、リケルメを下げた状態で前線の選手の組み合わせはあれで良かったのか。以前にディエゴ=マラドーナがペケルマン監督の采配について「1+1が3になるような組み合わせを考えるべきなのに・・・」と指摘したが、相変わらず音痴ではなかったか。

L=メッシ[FW]を使わなかった
 リケルメの替わりでもクレスポの替わりでも、なぜメッシを使わなかったか。メッシはグループ リーグ第2戦から3試合 続けてプレーし、何度も決定機を作り出している。アルゼンチン期待の新星であり、国内で議論になったのはこの点だ。
 ペケルマン監督はアボンダンシェリのアクシデントがなければメッシを入れていたのかの疑問については明言を避け、「個人技が素晴らしい選手だが、ボールのコントロールについて間違った判断を下した試合があった(84分から入った決勝トーナメント一回戦のメキシコ戦?)。そこのところをよく考えなければならない。彼が触れたボールは全てゴールに結びつく訳ではないのだ」とまずはメッシ起用のデメリットを語っている。
 第3戦オランダ戦・決勝トーナメント一回戦メキシコ戦でもメッシはなかなかボールを貰えなかったので、その投入が結果に繋がったかどうかは勿論 分からない。だが、南米予選やテスト マッチを見るなら、後半 流れを変えることの出来るこの切り札を使わずに逆にディフェンシヴに転じればいつものように追いつかれることは時間の問題だった。相手はリードしたペケルマンが早々に攻撃をやめることを承知している。しかもこの大会はラスト10分で動く試合が目立ち、ドイツの2トップはここまで二人で8ゴールを挙げているゴール ランキング トップのクローゼとルーカス=ポドルフスキ[FW]。その先は長い延長戦が待っていた。

 結局、ペケルマン監督は3枚のカードとも消極的理由で使ってしまった。チャンスに変えることもせず。状況に対応しようとするあまり、ピッチ上のデザインが poor になってしまった。
 
ドイツ寄りの判定について
63分、M=クローゼ[FW]のR=アボンダンシェリ[GK]へのヒザ蹴りをスルーに
 ガブリエル=エインセ[DF]「どのボールの分け方もドイツ有利だった。我々を止めようとする彼らと扱いは同じではなかった。審判を非難したくはないが、いずれにしても我々に対して調整を行った」
 ハヴィエル=マスチェラーノ[MF]「F.B.に正義など存在しないことがこの試合(=ドイツ戦)で分かった」
 試合後の放心から覚めると、アルゼンチンの選手らはスロヴァキア人のミシェル=ロボス主審が開催国であるドイツ寄りの笛を吹いたと指摘。とりわけこのヒザ蹴りのスルーは試合の結果を決めてしまった。
 問題のシーンは、63分、ドイツの左からのCKのボールがアルゼンチン ゴール前に落ちようとした際、ボールをキャッチしようと飛び上がったアボンダンシェリボールに対してクローゼが右膝を鋭く立てて飛び込んで横腹にヒットさせた。アボンダンシェリはしばらく悶絶し、プレーを再開したが、ほどなく71分レオ=フランコ[GK]と交替。
 危険なプレーとしてが出されるのが当然だが、審判はスルー。この時、もしボールが入っていれば得点ということだ。これが逆に、この完全アウェーの会場でクレスポがドイツのGKイェンス=レーマンを倒したのだったら、主審は第5審判に即 連絡してビデオを確認させた筈だ。クレスポはゴールを決めても微妙な判定で取り消された。そして、おとがめ無しのそのクローゼはその後80分に同点ゴールを挙げてしまう・・・。延長戦・PK戦と続くこの試合でアルゼンチンは無用にカードを消費し、ペケルマン監督のプランは狂ってしまった。
 このドイツ寄りのスルーについて主審を務めたロボスはコメントしていない。


「情報BBS」vol.3(11/ 2 open)
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大会前の決勝トーナメントの展望
決 勝
 [試合64]

 アルゼンチン vs. ブラジル
 グループCをアルゼンチンと共に通過したチーム、グループDをアルゼンチンと同じ順位で通過したチームとはここまで当たらない。オランダ・ポルトガル・メキシコなど。
準決勝
 試合57 or 59を勝つと、グループE・F・G・Hから勝ち上がった2チームのいずれかと対戦[試合61・62]

 アルゼンチンとブラジルはグループ リーグを異なる順位で通過して共に勝ち上がった場合ここで対戦する。同じ順位で通過した場合は決勝まで当たらない。ブラジルと同じグループFの日本・クロアチア、グループHのスペイン・ウクライナの場合も同じ。
 逆に、グループE・Gのチームはグループ リーグをアルゼンチンと同じ順位で通過した場合はここで対戦となり、異なる順位で通過した場合は決勝まで当たらない。グループEのイタリア・チェコ・U.S.A.、グループGのフランス・スイス、ほか韓国など。
準々決勝
 試合50を勝つと、グループA1位・B2位の勝者と対戦[試合57]
 試合51         A2位・B1位      [試合59]

 アルゼンチンとイングランド・スウェーデン(グループB)はグループ リーグを異なる順位で通過して共に決勝トーナメント一回戦を勝った場合ここで対戦する。同じ順位で通過した場合は決勝まで当たらない。
 逆に、ドイツ・パラグアイ(グループA)とは同じ順位だった場合に対戦。
一回戦
 アルゼンチンがグループ リーグを1位で抜けると、グループD2位と対戦[試合50]
                 2位          D1位   [試合51]

 相手は優勝候補の第2グループに位置づけられるポルトガル・メキシコが予想される。ほかに、イラン・アンゴラ。
 試合スケジュール:FIFAの公式サイト
   http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/w/schedule.html




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